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2007年 03月 31日
本日は、一日中充実した一日ですた。
先月、同じ職場の駐在員であるF氏から「もうそろそろ作ってみない?」と言う 悪魔のお誘いがありまして、本日そのものを作る事になってたのです。 それは・・・今年初の「ビール作り」です。 朝9時ちょっと前に、小生宅に来て貰いましてビール作りを始めます。 その前に、使う鍋を用意します。 大きいのは「麦汁」作りに、小さい方は「湯煎用」に用意します。 今回作るビールは「RedBeer」と言いまして赤いビールですが 色は「真っ赤」と言う訳じゃなくて「赤褐色」のビールを作ります。 そのための「モルトエキストラクト」(濃縮麦芽汁)を用意します。 何か、仰々しいパッケージですが「激辛」グッズではありません(笑 これは、水あめ状になってますのでこの様に湯煎をして柔らかくします。 煮立たせること無く、沸々と缶の中身を暖めて行きます。 次は、味と色の深みを出すために「焙煎した粉砕麦」を使います。 コレを布袋に入れて この麦から、香味と色を30分かけて抽出します。 次に焙煎麦から抽出が終わりましたら、前出の「モルトエキストラクト」と ビールには欠かせない物である「ホップ」を 使うホップは、左側:乾燥ホップ=ホップの味(苦味)を出すため 右側:乾燥固形粉末ホップ=最後に入れてホップの香りを出すため と働きによって使い分けるのです。 これらの物を入れて、約40分間の間煮立たせながら攪拌し続けます。 いつになく真剣である「F氏」です・・・ 40分間の煮沸のあとに、先ほどの「薫り付け用のホップ」を入れたあとに 急速に冷やすために銅パイプで作った冷却器を入れてすばやく冷やします。 実は、ここまでの殆どの作業は、F氏に任せっきりだったのです・・・ その理由は、コレ↓ 本日の夜に来るお客さんにお出しする、久々の「UPL」活動です。 ちなみに製麺データは・・・ 粉:めん匠(UPL所長様より頂き物)使用量600g 気温:22.3℃ 湿度:63% 加水率:50% 塩濃度:10% 熟成時間:水回し直後に丸めた状態で30分 足踏み後:1時間でした! 無事に麺切りも終えまして、F氏の補佐に入ります。 出来上がった、麦汁を一度ペール缶に移し変えをします。 このときは、濾し網を支える側と麦汁の鍋を持つ側の二人作業にて行うのです。 濾過が済んだ「麦汁」です↓ かなり色は濃い目になってますが、このあとに規定量のミネラルウォーターを入れてから 一次発酵専用容器に移し替えます。 容器を移し変えたあとに、ビールの命である「イースト」を使います! 今回は、イギリス産の液体イーストを使い発酵を促進させるために F氏が予め「予備発酵」させたイーストを使うのです。 それがコレ↓ このフラスコの中では、イーストが麦芽糖を食べながら発酵をしてるのです・・・ なんか、実験っぽい感じが(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ この予備発酵をさせたイーストを一次発酵容器にいれてるF氏↓ ビール作りで、仕事同様に真剣なまなざしのF氏です・・・ ちなみに彼は大学で金属工学専攻でした(Master卒) このあとは、比重を計ってみて濃度を確認します。 比重は「1.044」と目標値の公差範囲に入ってるのでひと安心です! 比重チェックのあとは、発酵時のガス逃がしのためのパイプと 雑菌混入防止のための消毒液の入ったタンクにパイプの片方を入れて 外気と触れる事を防ぎます! この様に、部屋の片隅に置いて発酵具合を確認します! このあとの予定は来週の日曜日に、瓶詰め工程ですが「生き物」ですので 前回のように一次発酵が遅くて伸びる可能性もあるかも・・・・ ビール作りが終わった後に、F氏と来週月曜日に帰任する友人とで 近くの日本食屋に行ってカレーを食べてまして、家に戻ってF氏と片付けを してたら、時刻は14時を回ってます・・・(|| ゚Д゚)ガーン!! その訳は・・・「充実一日・第二部」に続きます!
by na_geanna
| 2007-03-31 23:58
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