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2006年 06月 20日
今日はあることがありまして「思い出のもの」を作りました。
小生の実家の方にある、お餅の一種です。 ①材料 冷凍枝豆と餅粉です。 本来なら、枝豆は生のものを茹でたほうが香りがいいですね。 でも今回は、急場しのぎですので枝豆を使いました。 ②枝豆の加工 レンジで解凍した枝豆を豆だけ取り出したその後に・・・ 豆についてる薄皮を取ってから、すり鉢に入れまして 最初は、豆を押しつぶすようにしましてある程度つぶれたら、三温糖を約大さじ一杯と 塩を一つまみと水を少量いれまして、粒が少し残る程度まですります。 ③餅作り 本来なら、突いたお餅がイイのですけど今回は餅粉を使いました。 水を入れるのですが、硬さが耳たぶより硬めになるように調整しながら捏ねます・ この後は、餅粉の団子を茹でた後に水で冷やして、水気を切った後に 先ほど作った、枝豆の餡を掛けます。 お判りいただけると思うのですが、東北地方のお餅である 「ずんだ餅」(地方に寄っては、じんだ餅 じんだん餅と言う)を作りました。 これが、大好きな人にお茶と一緒に差し出しました・・・ この写真に小さく写ってる人に、本日は作りました。 その写真に写ってるのは小生の母方の祖母なのです・・・ その祖母は、日本時間・20日のお昼に天寿を全うしましてこの世を去りました・・・ そのことをコチラの夜中に、連絡が入りまして夜を明けるのを待って日本行きの 飛行機の空席確認をしましたが全て満席状態と空席があっても式の時間に 間に合わないのです・・・・悔しいです・・・ 逢いに行けない代わりに、小生に出来ることは祖母の好きだった「ずんだ餅」を作って 写真にしか居ないけど、お茶と一緒に食べることだけです・・・ 最後に、ばあちゃんに逢ったのは5年前だった・・・ コチラに赴任する時にも、小生の事情で逢いに行かなかった・・・ 小生は、小さい頃に気管系の持病がありまして「ばあちゃん」の家に行くと ばあちゃんの家の近くにいる従兄弟達が集まって調子に乗ってはしゃいだりして 発作が出るたびに病院に夜中でもつれて行ってくれたり、看病とかしてくれたりしました。 もっと、祖母との思い出を書きたいけど割愛させていただきます・・・ 今日作った「ずんだ餅」を祖母の前において話したのは・・・ 「ばあちゃん、孫の中で一番可愛がってくれてたのに・・・逢いにいけなくてごめんなさい・・・ 結局何にも、ばあちゃん孝行できなくて・・・ごめんなさい。」 「もう、一緒に食べることは出来ないけど、ばあちゃんが食べたい時にはいつでも言ってね いつでも作るからさ・・・」 と・・・話しながら、祖母と初めて作った「ずんだ餅」を食べてました・・・ 「ところで、ばあちゃん!うめがったがぁ~? いつでも作っからぁ言ってけさいね~」 聞こえた?ばあちゃん・・・ 追伸 M家の皆様、小生を励ましてくれてありがとうございました・・・
by na_geanna
| 2006-06-20 23:55
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